インフルエンザ予防投与
(抗インフルエンザ薬による発症予防について)
インフルエンザ治療薬は感染初期に内服することでウィルスの増殖を抑制し、感染症状を軽減してくれる効果があります。
その効果を用いて、感染しても発症させない インフルエンザ予防投与 (保険適応外:自費診療) という方法もあります。
これは、ご家族がインフルエンザにかかってしまい、近々大切な仕事がある、受験日が近い、65歳以上で心臓や肺の持病・糖尿病がある方 などに有効といえます。
当院では10歳以上の方を対象としています。受診時は保険証(またはマイナンバーカード)をご持参ください。
気になる方はご相談ください。
抗インフルエンザ薬の予防投与費用 (自費扱い) いずれも診察料、薬剤費込です。
内服・吸入薬
オセルタミビル (タミフルの後発品) (内服薬) | ¥ 5,000 |
イナビル (吸入薬) ※10代の方はイナビルをおすすめします。 | ¥ 8,000 |
インフルエンザ予防投与 とは
インフルエンザは、流行期に多くの人々が罹患する感染症です。当院では、インフルエンザ予防接種に加え、抗インフルエンザウイルス薬を使用した予防投与 (自費) を実施しています。
予防投与は、感染リスクを軽減し、ご自身と周囲の方々を守るための有効な手段です。
インフルエンザ予防投与 の対象者
- 患者さんの同居者:同居家族がインフルエンザに感染した場合、その曝露リスクを低減するために推奨されます。
- 濃厚接触者や集団生活者:学校や職場などでインフルエンザの患者さんが発生し、感染リスクが高い場合に適用されます。
- 医療従事者や介護者:医療現場や高齢者施設で働く方々には、感染拡大防止の観点から重要です。
- 大切な予定を控えている方:受験や重要な仕事を控えている方にも予防投与は適しています。
- 持病やリスク因子のある方:基礎疾患があり、インフルエンザに感染すると重症化する可能性が高い方。
など